インコネル

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高温合金

◆インコネル600(N06600)は、各種腐食性媒体に対して耐食性があり、クリープ破断強度も良好で、700℃以下の使用環境に推奨します。主に腐食性アルカリ金属の製造および使用の分野、特に硫化物が使用される環境で使用されます。

◆インコネル601(N06601)の重要な性能は、耐酸化性と1180℃もの高温下での良好な耐炭化性を有することです。主に熱処理加工部品、排気系部品、酸素再加熱器などに使用されています。

◆インコネル625 (N06625Ns336) は、多くの媒体で優れた耐食性を示し、軟質焼鈍された低炭素合金 625 は、海水と接触し、高い機械的ストレスに耐える化学プロセス産業で広く使用されています。

◆インコネル725は耐応力腐食性に強く、配管継手や船舶などに適しています。

◆インコネル690は、酸化防止、耐食性があり、石油化学、冶金、原子力などに適しています。

化学組成

学年

C

Si

Mn

S

P

Cr

Ni

Fe

Al

Ti

Cu

Mo

Nb

他の

以下の

インコネル600

0.15

0.5

1

0.015

0.03

14~17

ベース

6~10

-

-

≤0.5

-

-

-

インコネル601

0.1

0.5

1

0.015

0.03

21~25

ベース

10~15

1~1.7

-

≤1

-

-

-

インコネル625

0.1

0.5

0.5

0.015

0.015

20~23

ベース

≤5

≤0.4

≤0.4

-

8~10

3.15~4.15

Co≤1

インコネル725

0.03

0.2

0.35

0.01

0.015

19~22.5

55~59

残る

0.35

1~1.7

7~9.5

2.75~4

-

インコネル690

0.05

0.5

0.5

0.015

0.03

27~31

≥58

7~11

≤0.5

-

合金特性の最小値

学年

合金の状態

引張強さ RmN/m㎡

耐力 Rp0.2N/m㎡

伸び率(%)

ブリネル硬度 HB

インコネル600

溶体化処理

550

240

-

≤195

溶体化処理

500

180

-

≤185

インコネル601

アニーリング

650

300

-

-

溶体化処理

600

240

-

≤220

インコネル625

溶体化処理

760

345

-

≤220

インコネル725

溶体化処理

790

485

28

-

インコネル690

溶体化処理

780

450

25

-


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